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恩送り

その時は、何気なく過ぎていくただ普段どりの人生のワンシーンだった。

みたいなのが最後に残るみたいな映画のような話を聞いて、自分に置き換えてみて、、

ふと思い出した。のど自慢と五味選手の試合。

 

ある日の昼ごはんを周りのおじいさんやおばさんと一緒にのど自慢を見ながら食べる何気ない昼飯どき。あの頃の仕事や仲間や人生観もついでに蘇ってくる。懐かしい。

のど自慢も何十回と見てくうちに流し目でも内容がわかってくる。ただの歌自慢ではない。

町内のふれあいや人と人の距離感、老若男女参加型はこのご時世なかなかできないのに貫いている。

結果はどうであれみんな笑顔。妊婦さんが出てきたり、カップルで、兄弟で、町の人気者も最後にはみんなで一つになる的な。のど自慢でさえ泣けてくるなぁ。。。笑 誰のためにやってるんだろ。。

 

もう一つ、昔から好きなスタイルの五味選手。熱い男。最近になってyoutubeなどもあって人間性や格闘技への向き合い方なども最高なのが知れた奥深い選手。人間力高し。青木真也の次に好きだなぁ、あとミノワマン。気力で勝ち取った試合で興奮した状態で入り込んだ状況とは真逆の友人の訃報。。あの歪んだ一瞬は忘れられない。。話とは関係ないのだが男気がある漢でした。なぜ?という奥細い道を進んでしまうと戻れなくなりそうなぐらい。。俺の中ではあの五味選手とセットになってしまう。最近も何回も見てしまう。興奮しながら泣きそうになる。人の笑顔が好きな類。

 

わかったことは、私の中ふと出た思い出のワンシーンにも必ず関係者?登場人物が存在することがわかった。

そんな方々にも会えてなかったら今の私はない。つまりこの人生にとって必要だったということ。私の小さくてもあったかいこの恩がいつかどんな型でも送れるように届けれるようになりたいと思いました。恩をいただいたから返すのではなく、ただただ恩送り。一人づつでもやってけばいつかそれはうっすら笑われたり、馬鹿にされることじゃなくてきっとマジョリティーになる。私にはこれだ。

 

いろんな方々からの年甲斐もない誕生日祝いやみなさまのお気遣いは、まさに私をそんな気持ちにさせていただけたことだと思います。感謝しています。いつもありがとうございます。